すっかり週一更新となっていますが、不況などどこ吹く風。仕事に追われている毎日です。さて──
昨日(19日)、Xbox 360用のファームウェアアップデート「New Xbox Experience」の配信が開始されたということで、早速私もアップデートを行った。アップデートの内容は、ユーザーインターフェイス一新、アバター導入、Webマーケットプレースサービス開始、等々が列挙されるが、私は唯一無二の目的である「ゲームメディアのHDDへコピー機能」のために行った。
アップデートは自動的に行われるというふれこみだったが、古くからの人間なのでそんな悠長なことはやってられない(古笑)。ゲームの起動をトリガとして、強制アップデート開始(無論、Xbox LIVE接続している必要有)。数秒のアップデータダウンロードに続いて、再起動を挟んだ後のアップデート作業はあっという間の1分ほど(環境によって差異有)。強制的に「ようこそ」みたいなものを読まされた後は、アバター作りなど、いわゆる初期作業を行い、いよいよ一新されたインタフェースの登場となる。
このインタフェースを一言で言えば、今までのダッシュボードが細分化され、かつ、見通しが効くようになったということになるか。動きはさくさくで(これもネットワーク環境によっては差異有)、このあたりのきびきびさはWindows Vistaにもほしいと思ってしまうほどである。
まぁそんなことはどうでもよく、目的であるHDDコピーについては、メーカサイドのふれこみのとおり、DVDメディア1枚あたり約7分かかるとされるが、私が試したものは概ね10分程度はかかるものばかりだった。また、HDD占有量はDVDメディアによって異なり、いくつかデータをあげておくと、
- ラスト レムナント ディスク1 …… 6.1GB
- ラスト レムナント ディスク2 …… 6.5GB
- テイルズ オブ ヴェスペリア …… 6.0GB
- インフィニット アンディスカバリー ディスク1 …… 6.0GB
- インフィニット アンディスカバリー ディスク2 …… 6.4GB
- ロストオデッセイ ディスク4 …… 5.7GB
と、だいたい6GB前後となっている。6GBで約10分のコピー時間となるだろうか。注意すべきは、これはいわゆるHDDインストールではない。例えば「ロストオデッセイ」はディスク4枚組であるが、この4枚のイメージをHDDにコピーするだけであって、おそらくは重複したデータが山のようにHDDにコピーされていると思われる。ディスク1枚ものであれば、そんなことはないのだが、複数枚で構成されるものはそういった弊害はある。最大で120GBまでのHDDしかサポートされていないXbox 360においては、かなり厳しいと感ずるところである。これからのXbox 360ゲームは、HDDインストールを前提として作られることを期待したいところだ。
で、ロード時間の長さに定評がある(笑)HDDにコピーした「ロストオデッセイ」は、これまでのロード時間の長さが嘘のように短くなっている。もちろん、最初からHDDにコピーした「ロストオデッセイ」をプレイしたのであれば、ちょっとロード時間が長いな…と感ずるレベルではあるが、DVDメディアとの比較においてはロード時間が半分以下になっており、体感的には激速と感ずる(過剰反応)。たったこれだけのことでも、アップデートした甲斐があり、また今日発売される「ラストレムナント」も期待してしまう、と言ったところで今回はここまで。
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