VAIO type Z総括編に向けて、色々と準備をしているところ、CPU-Z 1.46実行時に一瞬、Core 2 Duo T9600の最高クロック2.80GHzを超える表示になったような気がした。見間違いなのか、それとも片方のコアが遊んでいるときに、もう一方のコアがTurbo Modeに入ったものなのか。高パフォーマンスモードに切り替え、負荷がかかりそうでかからないような作業を繰り返したところ、ついにその瞬間をとらえた。
ご覧のとおり、倍率が11.0倍表記となり、2.80GHzを超える2.93GHzを示している(表示上は2926.2 MHz)。ちなみに、これはものの1秒程度であり、すぐに2.80GHz、2.13GHz、あるいは1.60GHzに遷移する。
データシート上では、さらに低クロックとなる0.80GHz動作もあるようだが、残念ながらこれを捉えることはできなかった。確認できた動作モードを列挙すると、以下のとおり。
- 2.93GHz, x11.0, 1.338V
- 2.80GHz, x10.5, 1.263V
- 2.13GHz, x8.0, 1.188V
- 1.60GHz, x6.0, 1.063V
Centrino 2(Montevina)の直前、Centrino(Santa Rosa)ではIntel Dynamic Accelerationがサポートされ、コアクロックが200MHz(0.2GHz)高くなるTurbo Modeのようなものが登場したが、ついにこれを確認することができなかった。しかし、今回は200MHzではなく、わずかに133MHzしかあがらなかったが、これがいわゆるTurbo Modeの発現なのだろうか?
一連の使用記を見ていて、私がお世話になったZ1/TPの頃の巻頭言を思い出しています。個人的には、この種の記事がXWIN IIらしくて楽しいです。で、初歩的な質問ですが、両coreともturbo機能は無理だとすると、core 1が133MHzオーバークロック(?)の時はcore 2はidleなのでしょうか。
投稿情報: josef | 2008/08/23 16:30
josef様
コメントありがとうございます。巻頭言…、思い起こせばあれも長く続いたものです。11年前にあのWebページを始めた頃も、当初はアニメや地域歴史の話、雑談的なものをメインとしていたのに、途中から完全にPC系、Windowsやマイクロプロセッサネタに移行しました。このBlogもそうなるのでしょうか(苦笑)。
さて、Turbo Modeですが、現在軽く検証中です。あくまで軽くですので、ご質問にお応えできるかどうかは何とも言えませんが、今日の更新分で(遅くとも明日の更新分)書くつもりです。
投稿情報: XWIN II | 2008/08/23 17:05