Webブラウザの進化に従って、Web上での広告にも様々なタイプが表れては消えているが、久々に醜悪なWeb広告にお目にかかった。それが日本マイクロソフトのWeb広告である。
上は、asahi.comさんのトップページを50パーセント以上縮小したイメージで表示したものだが(WebブラウザはFirefoxで1920 x 1080フル表示)、日本マイクロソフトのWeb広告はバックグラウンドを水色にしただけでは飽き足らず、記事の表示領域を勝手にラッピングして横幅を狭くしてしまい、せっかくそれなりにレイアウトしているWebデザイナーの苦労どこ吹く風といった感じでめためたにしてしまっているのだ。しかも、これがアニメーションまでするのだから質が悪い。
で、通常はこう。記事部分はセンタリングもされず、横幅もデザイナーが想定した幅で固定されている。固定サイズの善し悪しはあるだろうが、少なくともWebデザイナーが意図したとおりではあるだろう。本来であれば、こう表示されるべきものを日本マイクロソフトは、それこそ傍若無人にWeb閲覧者の都合などお構いなしに勝手に醜悪な表示におとしめているのだ。
これを回避するには、Windows PCであればF5キーを押すなどして再読込させれば、運が悪くない限りは日本マイクロソフトの広告でなくなるが、運が悪ければもう一度繰り返される(苦笑)。一社独占でなければこのように回避可能だが、そうでなければこの手の広告が出るWebサイト(ページ)は私は閲覧しないだろう。
それにしても、さすがダサい名前に改称しただけのことはある日本マイクロソフト。Web広告も醜悪で顰蹙を買いそうな、余計なお世話かつ傍若無人なことが平気でできるようである。広告料ほしさにWeb広告を募集してる各社も、こんなものは勘弁してほしいと声をあげてほしいものだと感じつつ、今回はここまで。
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