XWIN II Weblog

お米の純米ルーロ

大阪に出張に行くと、決まって家人に頼まれるものがある。それは「お土産」である。以前、大阪に一緒に行った際、梅田の阪急百貨店地下1階で家人曰く「オーラを感じた」という、「五感」という店のロールケーキを買った。お米の純米ルーロという面白い名前のものである。

店頭の説明によれば、ルーロは誤植などではなくフランス語でロールケーキのことを言うらしい。で、買ってきた翌日が賞味期限だったので、早速今日いただくことにした。

箱を開けてみると、ここにも解説が書かれていたり…。「最高のロールケーキをお作りする為にぎりぎりの焼き加減に致しております」という台詞が熱い（苦笑）。と、それはともかく大変やわらかいので、ちょっとでも力を入れるとつぶれてしまうので、切るのになかなか難しかったりする（不器用な私なので、そうでない人にとってはどうってことはないだろう）。

焼き色もしっかりしており、いただいてみると素朴な味がする。ごってごてのロールケーキや、高いだけの自由が丘方面にあるパッと出の高いだけのものとは大違い。とはいえ、大阪方面では有名らしいが、東京方面に進出しても成功しないような気がする（オーナーが堅実であれば進出しないとは思うが…）。味覚が関東と関西とでは違うことはもちろんだが、田舎者の集合体である東京地方ではどちらかといえば、派手な味が好まれるからだ。

とまぁ、そんなことはどうでもいい。家人に喜ばれたので、それだけでいいのだ。

雛寿司、食べ放題のシャリが増えた！？

雛寿司の食べ放題は、よく利用していた。といっても、毎週などという頻度ではなく、概ね1～2か月に一度程度ではあったが、4,000円ちょっとで結構な量をそれなりのネタで食べることができるのは、ありがたいものであった。

食べ放題の利用は、通常は60個くらい。たまに見かける体育会系の人たちのように、100個も食べることはできないが、それでも満足できるだけいただくことができるのはうれしいものである。

今日の昼過ぎ、横浜のヨドバシカメラに寄ったついでに、地下2階の雛寿司に行った。前回立ち寄ったのは5月。約2か月経った今日、よもやこんなことになっているとは思わなかった。

シャリの量が感覚ではあるが、約1.5～2倍近い量に増えているのである。

ウニの軍艦巻きなどは、ウニに隠されてシャリがほぼ見えなかったものが、しっかりシャリが見えるようになっていた。最初は、価格高騰を受けて、ウニの量を減らしたものかと思ったが、にぎりを食べていくうちに、これはシャリの量を増やすことによって、食べ放題で出す個数を減らす戦略なのだと気づいた。

だが、今さら食べ放題をやめるわけにもいかない。だが、シャリの量が増えたために60個はもちろん、40個でも厳しいと感じてしまい、残念ながらここでとどめた。

やられた感は強い。しかし、諸物価高騰の中で価格を維持するには、どこかで工夫をしなければならないのもまた事実である。偽装ではないが、明らかにシャリ増は仕様変更である。その上、食べ放題でなければシャリの量は少なめ（つまり以前と変わらない）なので、食べ放題狙い撃ちなのは明らかであるといえよう。

雛寿司は、ネタとシャリのバランスがいいのが気に入っていたのだが、食べ放題で出されるシャリ太りの寿司はもういらない。行く頻度は減るだろうなぁ。

阪急限定！ まい泉「表参道」

大阪出張から戻ってはいるが、大阪出張で欠かせないもの！といえば、うめだ阪急地下巡りだ（苦笑）。

いわゆるデパ地下巡りは楽しいものだが、今回は東京でもおなじみの「まい泉」が目に入った。これら惣菜系の出自はよくわからないが（東京から運んだものなのか、あるいはブランド貸しで近畿圏で製造したものなのか）、「阪急限定！」とあるところに惹かれたものである。

大阪人が、これをどう見ているのか正直わからない。大阪生まれではあるが、長年東京に住んでいる私にとって、「東京青山」とか「表参道」とか聞いても、「ふ～ん、それで？」といった印象である。中身を見ても、こういっては何だが単なる寄せ集めであって、これといった特徴は見られない。しかし、「阪急限定！」「限定30折」と煽り文句が書かれており、私が眺めている間にそれなりに売れているようだった。

で、結局買ったのかと問われれば、買わなかった。わざわざ大阪まで出張して、東京のものを買うことはない、という判断である。そんなところで301回目の記事はここまで（前回300回目だというのをあとで気づいた）。

寒い日に、Pilsner Urquell

というわけで、今日は金曜日。気象情報によれば東京地方は、明日明後日と雪が降るようだ。先週末は、積みゲームをプレイする機会を設けることができたが、どうやら今週末もそれを望むことができそうだ。

こういう時には、プレイの合間に軽くビールでも飲みたくなる。あまり量を必要としないが、どうせ飲むなら旨いものがいい。なので、これを何本か買ってきた。

チェコのビール、Pilsner Urquell（ピルスナーウルケル）。日本で製造されているほとんどのビールは、ピルスナーであり、その元祖がこのビールなのである。

寒い日にビール。しかし、それがいい。週末はのんびりできるかが、残る問題だ（苦笑）。

ヨーロッパの至宝プレミアムウォーター「Chateldon」飲んでみた

たかが500mlの水に1,000円も出す？ 水資源の豊富な日本では考えられない価格だが、「太陽王の水」というふれこみで、かのフランス王ルイ14世が愛飲したという「Chateldon」（シャテルドン）を飲む機会に恵まれた。「Chateldon」のスペックは以下のとおり。

名称：ナチュラルミネラルウォーター（天然微炭酸）
原材料名：水（鉱泉水）
内容量：500ml瓶
採水地：シャテルドン（フランス オーヴェルニュ地方）
参考価格：1000円（税別）

関税がたっぷり含まれている値段だと思うが、それにしても高い。自分で買ってまでして飲もうとはまったく思いもしないが、いただきものなので感謝はしつつ遠慮せずに飲んでみた。

pH 6.2、ということでやや硬めの水といった印象だが、特別プレミアムだとは思わない。おそらくコップに入れられて出されたなら、「ああ、これはシャテルドンだね」なんて言えるはずもない（苦笑）。間違いなく利き水ができる人以外は、太陽王のパッケージに包まれた瓶に入った状態で出されなければ、プレミアム感を演出できないだろう。

逆にこの瓶にハンガリーあたりで売られている、安価だがかなり硬いミネラルウォーター（いちいち発泡と断らないが、欧州においては一般的なミネラルウォーターは発泡水であり、そうでないものはわざわざ発泡水でないと断っているのが通常）に入れ替えたなら、「さすが、シャテルドンは一味違うね」などと言いかねない（苦々笑）。

そういった気分で飲むのが、「Chateldon」の飲み方なのかと思ってしまった。

高級な玉露は「青海苔」の味？

なぜか、今日は高級なお茶（玉露）をいただく機会に恵まれた。その名は、京都寺町二条にある一保堂茶舗さんの「極上 天下一」という50gで5,250円もするお茶（玉露）である。

高級なだけあって、素人の私がお茶を淹れることはできず（苦笑）、そういうのに手慣れたおばさまに淹れていただいた。お湯の温度は何度（聞きそびれ）で、湯呑は事前に暖めておくなど、色々と細かいルールに則った処理を行った後、いよいよのむこととなった。

で、一口のんでみてびっくり。何と、高級な青海苔の食べているような、というか青海苔をお湯で溶かしたような味がする。いわゆるお茶の味だと思っていただいたものが、実際は青海苔のような味がするというのも妙な感覚で、高級な玉露は皆、こんな味なのか…？と悩みながらのんでいた。

すると、その顔を訝しく思ったのか、淹れていただいたおばさまに「どうかしたの？」と尋ねられた。さすがに「この玉露、青海苔のような味がしますね」と言うわけにもいかず、「いや、あまりのおいしさに言葉を失っていました…」とお茶をいただきながらお茶を濁すような間抜けなコメントを発してしまった。

私の味覚が変なのか、そもそもこういうものなのか、あるいは玉露と称して実は青海苔を淹れられたのか（苦笑）。のみ慣れないものをいただくと、余計な心配の種が増えるのだな、と思ってしまった。

今年も出た「かっぱえびせん韓国のり風味」

内容量は、たったの45グラムしかない。だが、前回食べたときになかなかイケる味だったので、今回店頭で見かけたときにはすぐさまゲットした。それが、「かっぱえびせん韓国のり風味」である。

パッケージ写真でも確認できるとおり、通常のかっぱえびせんよりも細長い。「やめられない、とまらない」はかっぱえびせんのキャッチフレーズだが、たったの45グラムではそれ以前に食べ終わってしまうだろう（苦笑）。

「期間限定」。相変わらず、この言葉に弱いな…。

カルビーの桜海老スナック

何となく、仮面ライダースナックの形状に似ている、ということで手にしたものがこれである。

仮面ライダースナックと同じ発売元のカルビーだが、無論、パッケージにはそのようなことは一言も書いてはいない。「桜海老たっぷりで、噛むほどに香ばしい」ということなので、味そのものもあのまずい仮面ライダースナックとは大違いだろう（と言っても、ある一定の年代の諸君にしかわからないだろうなぁ）。

で、実際に食したところ、確かに海老の風味はあって、スナックとしてはおいしい部類に入ると思う。だが、どちらかというと、仮面ライダースナックのまずさを思い出しながら購入したため、あまりインパクトは感じられず、あっという間に食べ終わってしまった。

なので、もう一度買おうと出かけたが、既に売り切れていた。最近は、この手の商品の回転は早く、またほしいと思って出かけてもなかなか手に入らないことが多い（それ以前に覚えていないことも多い）。これもその手の類となってしまうか、な。

京つけもの「長いも わさび味」

大阪方面に出張するとき、よほど急ぎでない限りは、できるだけ京都に立ち寄るようにしている。というのは、錦市場に寄っておいしいものを買って帰る、ためである（常にそれだけの理由とは限らないが…）。

今回、お気に入りとして買ってきたものは、これ。

錦市場にある打田漬物（リンク先はFlash必須）さんの「うちだの京つけもの　長いも わさび味」である。もともと、長芋は好物なのだが、一方で漬物は積極的に喜んで食することはしない。ただ、この一品は漬物というイメージを払拭するような味で、店頭で味見した時にすぐお気に入りとなった。

味はもちろんだが、歯ごたえもたまらない。大阪出張の帰りに京都に寄り（阪急京都線で一本ですからね）、錦市場でお気に入りを買う。まさに至福のひと時を過ごし、京都を後にした。

新宿西口ヨドバ…でなくボンベイ

新宿西口ヨドバ…でなくボンベイ

子供の頃、カレーの味をボンカレーでしか味わったことがない、という人にとって、本場エスニック調のカレー（インドカレー）は、「ほんとにこれがカレー！？」と慄いてしまう。だが、人よ、名を問うなかれ…、誰とは断らないが、だんだん大人になっていくことで、こういう味にも慣れてくる。しかし、いきなり本場のそれで驚くよりは、徐々に少しずつ階段を上っていくのもありだろう。私にとってのそれは、新宿西口にあるインド料理 新宿「ボンベイ」というカレー…いや、カリー店である。

もともと、新宿はよく知るところであったが、最初のボンベイ体験は目黒駅の駅ビル「サンメグロ」（今は洒落た名前になってアトレとか言うらしい）にあったボンベイの支店であった。残念ながら今はなくなってしまっているが、ここを知ることで新宿にも店があることを知り、それ以来、お世話になっている店である。

たいてい、ランチの時間に寄ることがほとんどだが、今日のように夜寄ることもある。ランチはコストパフォーマンスが高いので、とてもありがたいが、夜は夜でランチとは一味違ったカレー…いやカリーを楽しむことができ、同じカリーでも価格が違うだけあって、ランチのカレーとは比較にならない。なかなか満足な夕食となった。

ここの弱点は、古くからある伝統的な店構え、の裏側で、トイレがいわゆる雑居ビルトイレで、店の外に出ないとないことや、床が油でぺたぺたしていること、そしてタバコのヤニだらけで一種独特の風合いを持った壁・天井といったところだが、それでも通い続けるのは、私の本物カレー体験…カリー体験の原点だからだろう。

そういえば、インドのボンベイは、今ではムンバイというようになったのですね。カルカッタがコルカタになったり、日々是学習していないと、ついていけないなと実感。