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2013/12/08

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xwin 様
「海軍」の作品が軍国主義を鼓吹しているか否かを問わず、一つの記録として残しておくべきであったと思います。ものの見方が常に変化するこは敗戦後僅か五年で価値観が逆になるような朝鮮戦争が勃発したことで明らかです。軍部の要請に応じて戦争画を描いた藤田画伯も時勢に便乗する画壇の批判に嫌気がさしてフランスに帰って永住した話を思い出しました。

「『海軍』獅子文六の出世作」と銘打った腰巻の単行本が我が家のどこかにあると思います。プロパガンダ映画ではありますが、主人公の鹿児島時代を描いた前半は、青春映画としてみれば、かなり秀逸。作品としてイマイチの感が拭えないのは、海軍兵学校時代を描いた後半部分が制裁を欠くことと、ご指摘にもある尻切れトンボの終わり方が原因で、GHQ以前の段階で、すでに負け戦に傾きつつあった撮影時期の海軍、あるいは兵学校が、新聞連載時の雰囲気にすでになく、制約あるいはできないことが多かったのであろうと想像します。
翌年、木下恵介監督で「陸軍」が発表されましたが、1944年という時期にしては、どことなく全編に漂う厭戦気分か意外です。特攻の筝を直接言っているのではないでしょうが、主人公?(笠智衆)の「カミカゼが吹くとか云うても」など批判的な言辞も、不思議な気がします。
「海軍」に話しをもどしますと、田坂具隆監督と配役の滝花久子さん(田坂監督妻)、小杉勇さんは、戦後、桜上水にお住まいでした。田坂邸から坂(映画陽のあたる坂道の撮影現場と伝わりますが、往年の面影はほとんどありません)を50mほども登れば小杉さんのお屋敷。そのお隣が藤田進(こちらも往年の名優です)邸でした。ふるいことなので私の世代では知る人もまずありますまい。

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