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2013/03/11

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イギリスの海上保険証券の古い形式の中に免責事項としてACT OF GODと言う文言が記載されていた様に記憶しておりますが、常に嵐や海賊の危険に曝される大航海時代を生き抜いた商人の智慧でしょうが不可抗力の意味を思い返して際限のない出費に応じて国家を誤らないことを切望するものです。

いつも楽しく拝読させていただいております。
貴方の文章をよみ、その中の「斟酌」という表現をみて、ふと、岩波科学2012年9月号の下村健一氏(菅元首相の内閣審議官だった方)の論文を思い出しました。緊急の現場においてなお周囲の人間が無意味かつ過剰に「忖度」して肝心の決断に至れなかった、というような文脈だったと記憶してます。
斟酌や忖度は日本的美学なのかもしれませんが、いっそ割り切って、高度成長期のようにざっくりと標準家庭モデルみたいなラインをつくってしまえないものかな、と考えたりします。

なかなか個人の時代になってからは「公共」の概念を実現することすら難しいと感じています。災害からの復興というレベルでなくとも、街づくり、都市計画等の分野において「ざっくり」感の強いものは様々な批判が内外から聞こえます。極論でなくとも強制執行、いわゆる代執行が行われるのは常と言ってもいいほどです。
で、標準モデルについてですが、行政は常にこういったものを提示しており、それに対して都合の悪い個人があれこれ言っているという構図で、そのあれこれが弱者切り捨てとか、金持ち優遇とか、単身者無視とかなっているわけで。
とどのつまり、最大多数の最大幸福から外れれば意見(異見)があるが、これを執り行うのが行政である、と。きめ細かい対応とは、最大多数の最大幸福からは外れることであり、必要絶対最小限を厳守しているならば、それは捨てられても仕方がないものだと思うのです。

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