さて、昨年9月のフランス旅行の写真から。今回は、夜明け前の風景…というか街角写真。夜明け前ではあるが、時間としては朝6時台。けっして朝早いというわけではない(観光客、特にツアー客ではそんなことはないだろうが)。場所はパリ、セーヌ左岸のオデオン地区一帯。では始めよう。
場所はリュクサンブール駅近く。右手側にリュクサンブール公園、左手側にパンテオンが位置する…が写真には写っていない。東側を望んでいるため、空が白み始めていることがわかる。
そしてパンテオン。正面に影のように見える。いつも思うことだが、欧州の照明演出は明るさ重視の我が国のものと違って好印象。中でもパリは、より素晴らしいと感ずる。
続いて、リュクサンブール宮殿入り口。宮殿はこの奥に鎮座しており、外から見ることは難しい。昨年9月の旅行では、初めて宮殿内部に入ることができたが、フランス文化の底力を感ずるに十分な体験であり、次の機会があればまた訪れたい場所である。
リュクサンブール宮殿を背にした風景。このトゥルヌン通りはリュクサンブール宮殿北側入口前からサンジェルマン大通りまでの短い区間だが、観光地として面白いかどうかは別にして、いかにもセーヌ左岸を歩いていると感ずる場所。もっとも、早朝夜明け前は人通りも少ない、こんな感じであるのだが。
正面はサンジェルマン大通り。右側に見えるのは、le comptoir。昼間は行列覚悟だが、それでも若干時間をずらせばそれほど待たずにおいしい食事を楽しむことができる。夜明け前の様子は、上のホテルの朝食場所を兼ねているため、既に煌々と明かりがついており中では忙しく準備が進められていた。
そして、日本人をよく見かけることがおおいジェラールミュロ。さすがに開店時間直後は人が少ない。ここは午前6時45分から開店とされているが、ご存じの方はご存じのように、開店時間及び終了時間というのはたいていの場合、客に合わせての時間ではなく従業員に合わせての時間であることが多く、ここでも午前6時45分から開いているのを見た例しがない(私が見たたまたまのタイミングのみ、かもしれないが…)。これを撮影したのは午前7時15分頃だったので、その頃までには開いていると見ていいだろう。
といったところで、今回はここまで。
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